マクロ ウイルスとは、Microsoft 365ファイル (ドキュメント、プレゼンテーション、ブック、テンプレートなど) 内、または ActiveX コントロール、COM アドイン、Microsoft 365 アドイン内のマクロに格納できるコンピューター ウイルスの一種です。 マクロ、ActiveX コントロール、アドインを "Active content" と言います。
Microsoft 365マクロが含まれるファイルの拡張子が異なり、マクロが埋め込まれたことを示します。 たとえば、通常の最新のWordドキュメントは .DOCX ファイルですが、マクロがファイルに追加されると、 として保存されます。DOCM ファイル。
同様に、最新の Excel ブックは .XLSX ファイルであり、最新の PowerPoint プレゼンテーションは PPTX ファイルですが、マクロが含まれている場合、Excel ファイルは になります。XLSM ファイルと PowerPoint プレゼンテーションは になります。PPTM ファイル。
保護のために、Microsoft 365は、ファイルが信頼できるドキュメントとしてマークされているか、信頼できる場所から開かれない限り、マクロなどのアクティブなコンテンツを自動的に実行しません。 通常、ファイルの内容を表示したり、簡単に編集したりするだけで、マクロを実行する必要はありません。
注:
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信頼されたドキュメントの詳細については、「信頼されたドキュメント」を参照してください。
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信頼できる場所の詳細については、「信頼できる場所の追加、削除、または変更」を参照してください。
古いバージョンの Office では、次のようなメッセージが表示されることがあります。
ファイルが信頼できるユーザーまたはorganizationから来ていると思われる場合でも、アクティブなコンテンツの内容が正確にわかっている場合を除き、[コンテンツを有効にする] を選択しないでください。
Microsoft 365ファイルや場所をスキャンしてマクロ ウイルスを見つけて削除することはできませんが、Microsoft Defenderウイルス対策などの最新のマルウェア対策ソフトウェアはすべて、既知のマクロ ウイルスを検出してブロックできる必要があります。