2 つの日付の差をすばやく割り出して、結果の書式を調整したり、計算の対象を日付の一覧に拡げたりすることができます。 たとえば、ある日付から別の日付をすばやく差し引いたり、プロジェクトのスケジュールのアイテムの期間を計算したりできます。
サンプル データと次の手順を使用して、プロジェクトのスケジュールでの日付の計算方法を習得してください。
サンプル データをコピーする
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次のサンプル データを空白のシートのセル A1 にコピーします。
タスク
開始日
終了日
期間
プロジェクト計画の作成
2011/06/08
2011/09/20
フェーズ 1
2011/09/21
2012/06/02
フェーズ 2
2012/06/03
2014/12/10
フェーズ 3
2014/12/11
2017/04/20
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+C キーを押します。
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シートのセル A1 を選び、 + V キーを押します。
日付の差を計算する
2 つの日付間の日数を計算する
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[期間] 列の最初の空白のセルとなる、セル D2 を選びます。
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「=C2-B2」と入力して、Return キーを押します。
Excel は、2 つの日付の間の日数 (104) として結果を表示します。
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セル D2 を選びます。
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数式を他の行にコピーするには、フィル ハンドル をドラッグします。
Excel は、各行に正しい値が含まれるように、セル参照を自動的に調整します。
2 つの日付間の稼働日の日数を計算する
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[期間] 列の最初の空白のセルとなる、セル D2 を選びます。
セルが空白でない場合は、[編集] メニューの [消去] をポイントして、[すべて] をクリックします。
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[数式] タブで、[関数の挿入] をクリックします。
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[数式ビルダー] 検索ボックスに「NETWORKDAYS」と入力します。
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表示された一覧で、[NETWORKDAYS] をダブルクリックします。
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[引数] で、[開始日] の横のボックスをクリックし、シート上でセル B2 (2011/06/08) を選びます。
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[引数] で、[終了日] の横のボックスをクリックし、シート上でセル C2 (2011/09/20) を選びます。
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[祭日] の横のボックスは空白のままにします。
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RETURN キーを押します。
稼働日の結果は 75 日で、祭日は考慮されていません。
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セル D2 を選びます。
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数式を他の行にコピーするには、フィル ハンドル をドラッグします。
Excel は、各行に正しい値が含まれるように、セル参照を自動的に調整します。
ヒント: 祭日を考慮する方法を含め、これらの数式の詳細については、NETWORKDAYS 関数と NETWORKDAYS.INTL 関数を参照してください。
同じ年の 2 つの日付間の月数を計算する
Excel は月を値 (1 ~ 12) として処理するため、両方の日付が同じ年内である限り、ある日付からそれより以前の日付を簡単に差し引くことができます。 MONTH 関数を使用して、各日付の月の値を取得してから、値の差を計算します。
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[期間] 列の最初の空白のセルとなる、セル D2 を選びます。
セルが空白でない場合は、[編集] メニューの [消去] をポイントして、[すべて] をクリックします。
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セル D2 で「=MONTH(C2)-MONTH(B2)」と入力し、Return キーを押します。
結果は 3 です
異なる年の 2 つの日付間の月数を計算する
異なる年の 2 つの日付の間の月数を割り出す必要がある場合は、2 つの日付の間の年数を判別する数式を使用して、年の差を月数に変換してから、正確な結果を得るための追加の月を考慮します。 MONTH 関数と YEAR 関数を使用して、この計算を行います。
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セル D3 を選びます。
セルが空白でない場合は、[編集] メニューの [消去] をポイントして、[すべて] をクリックします。
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セル D3 で「=(YEAR(C3)-YEAR(B3))*12+MONTH(C3)-MONTH(B3)」と入力し、Return キーを押します。
結果は 9 です
2 つの日付間の年数を計算する
Excel は年を値として処理します。 YEAR 関数を使用して、各日付の年の値を取得してから、値の差を計算します。
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セル D4 を選びます。
セルが空白でない場合は、[編集] メニューの [消去] をポイントして、[すべて] をクリックします。
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セル D4 で「=YEAR(C4)-YEAR(B4)」と入力し、Return キーを押します。
結果は 2 です