OneNote 2016 または 2013 で、ローカルに保存されているノートブックを、バックアップ、同期、または共有のために OneDrive にドラッグ (または追加) すると表示される黄色の情報バーをクリックした後、0xE4020045 エラー コードが表示される場合があります。 この操作により、このノートブックはクラウド ベースのノートブックであるかのように表示されることがありますが、OneDrive に正しく移動しない限り、OneNote では引き続きローカルに保存されたものとして処理されます。
次の手順を実行して、この問題の解決を試みることができます。
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OneNote がまだ実行されている場合は、まず終了します。
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コンピューターのハード ディスク上で、影響を受けたノートブックが保存されているフォルダーに移動します。
ヒント: 通常、OneNote for Windows ノートブック フォルダーがローカルに保存される場合の既定の場所は、C:\Users\<username>\Documents\OneNote Notebooks となります。
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影響を受けたノートブックと同じ名前のフォルダーを、メインのハード ディスクのルート フォルダーにコピーします。
これにより、ノートブックのコピーが OneDrive の同期の範囲から事実上、削除されます。
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Windows エクスプローラーで、[PC] をクリックし、前の手順でノートブックをコピーしたハード ディスクをダブルクリックしてルートの場所を開きます。コピーしたノートブックの名前の付いたフォルダーをダブルクリックします。
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このコピーしたノートブック フォルダー内で、Open Notebook.onetoc2 ファイルをダブルクリックします。
このファイルが存在しない場合は、このフォルダー内にある他の使用可能な *.onetoc2 ファイルをダブルクリックします。
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OneNote 2016 for Windows が表示されたら、コピーしたノートブック フォルダーからノートを正しく表示できるようになります。
この問題の再発を回避するには、所定の手順を実行して、影響を受けた元々のノートブックを OneDrive アカウントに正しく移動することを強くお勧めします。これにより、ノートブックは、ローカルに保存されたノートブックから真のクラウド ベースのノートブックに変換されます。 クラウド ベースのノートは引き続きプライベートですが、より信頼性の高い同期を利用できるほか、お使いの任意のモバイル デバイスまたは任意の Web ブラウザーからノートにアクセスすることもできます。
詳細については、「Windows 用 OneNote のノートブックを OneDrive に移動する」を参照してください。 この記事の内容は、以前のバージョンの Windows 用 OneNote (OneNote 2013 や OneNote 2010 など) を使用している場合にも適用されます。