Microsoft は、製品およびサービスをどなたにとってもより使いやすいものにするために努力しています。 Project には、多くのユーザー補助機能が用意されています。 これらの機能は、アクセシビリティ製品を追加でインストールしなくても、すべてのユーザーが利用できます。
この記事の内容
ニーズに合わせて Project をカスタマイズする
-
拡大率を変更する 拡大を変更して、ビューやレポートのスケーリング、タイムスケールの変更、画面の表示のズームを行うことで、画面上で情報を読みやすくすることができます。 リボンのボタンを拡大して、見やすく、使いやすくすることもできます。 Microsoft IntelliMouse ポインティング デバイスを使用する場合は、画面上のボタンをクリックするのではなく、マウスから直接スクロールおよびズームできます。
-
テキストの色を変更する カスタム カラー パレットを作成して、定義した色のみを使用できます。
-
ビューの外観を変更する ビュー内のバー、ボックス、リンク線、テキストの外観を変更できます。 ガント バーの外観を変更するには、ガント バーをダブルクリックしてから、フォントの変更やバーのテキスト サイズを大きくするなど、任意の外観を選びます。
-
ツール バーおよびメニューをカスタマイズする ボタンやコマンドのうち一部しか使用しない場合に、そのボタンをリボンの上にあるクイック アクセス ツール バーに追加できます。
作業効率を上げる
Project には、繰り返し行うタスクを自動化して、作業効率を上げるために役立つ機能が用意されています。
-
スペル チェック プログラムを使用する Project では、作業中に一般的なスペルおよび入力に関するエラーを修正できるほか、少数の特定可能な文字を入力すると、列内で繰り返し使用されているエントリを自動的に入力することもできます。
-
頻繁に使用するタスクを自動化する マクロを使用すると、複雑なタスクを自動化できるため、頻繁に行うタスクの実行に必要な手順を減らすことができます。 マクロは、ショートカット キーに割り当てることができるため、Project の標準的なコマンドと同じように簡単に使用できます。
-
アクセス可能な PDF をエクスポートする プロジェクトの PDF コピーが必要な場合は、より多くのユーザーがアクセスできる PDF としてプロジェクトをエクスポートできます。 プロジェクトを開き、Alt キーを押しながら F キー、E キー、P キー、A キーを押します。PDF ファイルに名前を付けて、Enter キーを押します。
セキュリティ メモ: 実行可能なファイルやコードをマクロやアプリケーションで実行する場合は注意が必要です。 実行可能なファイルやコードは、使用しているコンピューターとデータのセキュリティを侵す危険性のあるアクションを実行するために使用されることがあります。
Project でのユーザー補助の制限
Project でサポートされるユーザー補助には、表に示す例外があります。
問題 |
例外 |
---|---|
キーボードのユーザー補助 |
Project の主な機能は、キーボードだけで実行できます。 その他の機能もキーボードから実行できますが、次のような例外があります。
|
ハイコントラストと表示属性 |
Project では、ホスト オペレーティング システムのユーザー補助設定がサポートされますが、以下の例外があります。 ハイコントラスト モードでは、製品の特定の領域が期待されるとおりに表示されないか、まったく表示されません。
Project の一部のダイアログ ボックスでは、フォント サイズを非常に大きくすると、テキストの一部が表示されなくなります。 |
情報の公開 |
Project では、Microsoft Active Accessibility (MSAA) を使用して情報が公開されますが、次のような例外があります。
|
アニメーション |
Project では、リボン、Backstage、プロジェクト グリッドの切り替えにアニメーションが使用されます。 切り替えには、メニュー、ダイアログ ボックス、ウィンドウの開閉のほか、データの切り取り、貼り付け、変更が含まれます。 |
その他の Microsoft のユーザー補助製品およびサービスについて
Microsoft アクセシビリティ Web サイトには、以下を含むすべての Microsoft 製品の詳細なアクセシビリティ情報とリソースが用意されています。
-
Windows、Office、Internet Explorer のユーザー補助機能
-
無料のステップ バイ ステップ ガイドおよびユーザー補助機能のデモ
-
Microsoft プログラム向けの支援技術製品
-
別の形式の製品ドキュメント