Applies ToWindows Server 2012 Windows Embedded 8 Standard

リリース日:

2019/03/12

バージョン:

Security-only update

機能追加および修正

このセキュリティ更新プログラムでは、品質が強化されました。 新しいオペレーティング システム機能は導入されていません。 主要な変更点としては、次のようなものがあります。

  • 日本の元号の短縮形が正しくない問題を修正します。 詳細については、KB4469068 を参照してください。

  • 時計と予定表のポップアップで、日本の元号の日時書式に関するユーザー設定が無視される問題を修正します。 詳細については、KB4469068 を参照してください。

  • 日本の元号の最初の年を "元年" と表示できるようにします。  詳細については、KB4469068 を参照してください。

  • Microsoft Office Visual Basic for Applications で、正しい日本の元号名が表示されない問題を修正します。 詳細については、KB4469068 を参照してください。

  • 更新プログラムをインストールした後に、日本の元号に関する元年のサポート動作が上書きされる可能性がある問題を修正します。 詳細については、KB4469068 を参照してください。

  • 日本の元号名の省略形として、最初の文字が認識されない問題を修正します。 詳細については、KB4469068 を参照してください。

  • ネットワーク インターフェイス カード (NIC) に関するイベントの説明の一部がイベント ビューアーに表示されないことがある問題を修正します。

  • 特定の種類の MSI ファイルおよび MSP ファイルのインストールまたはアンインストール時に “エラー 1309” を受け取ることがある問題を修正します。

  • Windows アプリ プラットフォームおよびフレームワーク、Windows Hyper-V、Windows ストレージおよびファイルシステム、Windows Fundamentals、Windows カーネル、Windows Server、Microsoft JET データベース エンジンを対象としたセキュリティ更新プログラム。

解決したセキュリティの脆弱性の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参照してください。

この更新プログラムの既知の問題

現象

回避策

この更新プログラムをインストールすると、WININET.DLL  を使用する Internet Explorer 10  とその他のアプリケーションに認証の問題が発生することがあります。 この問題は、リモート デスクトップ プロトコル (RDP) やターミナル サーバーのログオンなど、同じ Windows Server コンピューター上の複数の同時ログイン セッションに複数のユーザーが同じユーザー アカウントを使用する場合に発生します。 お客様から報告された現象の一部の例を次に示します。

  • キャッシュのサイズと場所がゼロまたは空と表示される。

  • キーボード ショートカットは正しく動作しない場合がある。

  • Web ページの読み込みと表示が適切に実行されないことがある。

  • 資格情報プロンプトに関する問題。

  • ファイルをダウンロードするときの問題。

この問題は  KB4493450 で解決されています。

この更新プログラムをインストールした後、appendChild()insertBefore()moveNode() などのノード操作中に例外がスローされた場合、MSXML6 によってアプリケーションの応答が停止します。

Internet Explorer 10 設定のグループ ポリシーの基本設定 (GPP) を含むグループ ポリシー オブジェクト (GPO) を編集すると、グループ ポリシー エディターが応答しなくなることがあります。

この問題は KB4493450 で解決されています。

この更新プログラムをインストールした後に、可変のウィンドウ拡張を使用するように構成された Windows 展開サービス (WDS) サーバーから、Preboot Execution Environment (PXE) を使用してデバイスを起動しようとすると問題が発生することがあります。 この問題により、イメージのダウンロード中に WDS サーバーへの接続が中断することがあります。 この問題は、可変のウィンドウ拡張を使用していないクライアントまたはデバイスには影響がありません。

この問題は KB4503263 で解決されています。

PatBlt API を使用して埋め込みオブジェクトを Windows メタファイル (WMF) に配置する複合ドキュメント (OLE) サーバー アプリケーションで、埋め込みオブジェクトが正しく表示されないことがあります。

たとえば、Microsoft Excel ワークシート オブジェクトを Microsoft Word ドキュメントに貼り付けると、セルが異なる背景色でレンダリングされることがあります。

この問題は KB4493450 で解決されています。

名前の変更など、クラスター共有ボリューム (CSV) 上のファイルまたはフォルダーに対して実行する操作によっては、“STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)” というエラーで失敗する場合があります。 このエラーは、管理者特権を持たないプロセスから CSV 所有者ノードに対して操作を実行したときに発生します。

次のいずれかの操作を行います。

  • 管理者特権を持つプロセスから操作を実行する。

  • CSV 所有権を持たないノードから操作を実行する。

マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

この更新プログラムの入手方法

この更新プログラムは WSUS を介してインストールできるようになりました。この更新プログラムのスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログ Web サイトを参照してください。   

ファイル情報

この更新プログラムで提供されるファイルの一覧については、更新プログラム 4489884 のファイル情報をダウンロードしてください。  

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