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XOR 関数は、すべての引数の論理排他 Or を返します。

書式

XOR(論理式 1, [論理式 2],…)

XOR 関数の書式には、次の引数があります。

  • 論理式 1, 論理式 2,...    論理式 1 は必須です。それ以降の論理式は省略可能です。 TRUE か FALSE かを判定したい条件を 1 ~ 254 個まで指定できます。条件には、論理値、配列、または参照を指定できます。

解説

  • 引数には、TRUE または FALSE などの論理値に評価される論理式、または論理値を含む配列または参照を指定する必要があります。

  • 引数として指定した配列や参照に、文字列または空白セルが含まれる場合、これらの値は無視されます。

  • 指定した範囲に論理値が含まれていない場合は、エラー値 #VALUE! が返されます。

  • XOR 関数の配列数式を使用して、ある値が配列内に含まれるかどうかを確認できます。

    注: 現在のバージョンのMicrosoft 365を使用している場合は、出力範囲の左上のセルに式を入力しENTERキーを押して、式を動的な配列の数式として確定することができます。 それ以外の場合、最初に出力範囲を選択し、出力範囲の左上のセルに数式を入力し、CTRL+SHIFT+ENTERキーを押して確定し、従来の配列数式として数式を入力する必要があります。 Excel によって、数式の先頭と末尾に中かっこが挿入されます。 配列数式の詳細については、「配列数式のガイドラインと例」を参照してください。

  • XOR の結果は、TRUE の入力数が奇数の場合は TRUE、TRUE の入力数が偶数の場合は FALSE です。

使用例

次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。

数式

説明

結果

=XOR(3>0,2<9)

2 つのテストの両方が TRUE と評価されるため、FALSE が返されます。

FALSE

=XOR(3>12,4>6)

すべてのテスト結果が FALSE と評価されるため、FALSE が返されます。 TRUE を返すには、少なくとも 1 つのテスト結果が TRUE と評価される必要があります。

FALSE

補足説明

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