SORT 関数では、範囲または配列の内容を並べ替えます。
この例では、F2、H2、J2 のセルにコピーされた、= SORT(A2:A17) で、地域、営業担当者、製品で個別に並べ替えます。
SORT では、配列内の要素の並べ替えられた配列を返します。 返される配列は、指定された配列引数と同じ shape です。
=SORT(array,[sort_index],[sort_order],[by_col])
引数 |
説明 |
---|---|
array 必須 |
並べ替える範囲または配列 |
[sort_index] 省略可能 |
並べ替えの基準となる行または列を示す数値 |
[sort_order] 省略可能 |
目的の並べ替え順序を示す数値、昇順の場合は 1 (既定)、降順の場合は -1 |
[by_col] 省略可能 |
目的の並べ替え方向を示す論理値。FALSE の場合は、行で並べ替え (既定値)、TRUE の場合は、列で並べ替え |
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sort_index が指定されていない場合、row1/col1 とみなされます。 順序が指定されていない場合、昇順とみなされます。 既定では、Excel は行で並べ替え、by_col が TRUE の場合のみ、列で並べ替えます。 by_col が FALSE であるか、見つからない場合は、Excel は行で並べ替えます。
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配列内のデータの並べ替えのために、SORT 関数が提供されています。 グリッド内のデータを並べ替える場合は、柔軟性が向上するため、SORTBY 関数の使用を使用する方がより適切です。 一定の範囲を参照するため、SORTBY は列の追加/削除を優先します。ここでは、SORT が列のインデックス番号を参照します。
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配列は、値の行、値の列、または値の行と列の組み合わせと考えることができます。 上記の例では、SORT 式の対象のソース配列は範囲 A5:D20 です。
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SORT 関数では配列が返され、式の最終結果である場合はスピルします。 つまり、Enter キーを押すと、適切なサイズの配列範囲が動的に作成されます。 サポートしているデータが Excel テーブル内にある場合、構造化参照を使用すると、配列範囲のデータの追加または削除に応じて、配列のサイズが自動的に変更されます。 詳細については、スピルした配列の動作に関する記事をご覧ください。
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Excel では、ブック間の動的配列のサポートが制限されており、このシナリオは双方のブックが開いているときにのみサポートされます。 元のブックが閉じられている場合、リンク済みの動的配列数式は更新されるとエラー値 #REF! を返します。
例
降順で値の範囲を並べ替えます。
昇順で範囲を並べ替えるには、SORT と FILTER を共に使用して、範囲を 5,000 を超える値に制限します。
補足説明
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