Teams 通話または会議に参加している場合、Teams は人工知能 (AI) ソフトウェアを使用して、オーディオまたはビデオ フィードの特定の品質を検出し、高品質のエクスペリエンスを提供します。
オーディオの品質を向上させる
会議で話すとき、Teams は AI アルゴリズムを使用して音声品質を向上させ、バックグラウンド ノイズを排除し、会議を文字起こしします。
具体的には、次のタスクに AI を使用します。
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エコーを取り消す
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バックグラウンド ノイズを抑制する
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歪んだ音声を強化する
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残響を減らす
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音楽を検出する
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ユーザーがアクティブ化した場合に会議の文字起こしを作成する
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ユーザーがアクティブ化した場合は、ライブ キャプションと翻訳されたライブ キャプションを作成する
ビデオの品質を向上させる
会議でカメラをオンにすると、次の機能を使用するときに、Teams は AI を使用してビデオの品質を向上させます。
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背景
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明るさを調整する
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フレームトリミング
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ソフト フォーカス
画面コンテンツ処理
Teams AI は、画面コンテンツが静的か動きかを検出して、より高品質なエクスペリエンスを提供します。 低帯域幅のシナリオでは、コンテンツが PowerPoint プレゼンテーションなどの動きがない場合は、読みやすさを向上させるために、Teams が画質を優先する場合があります。 ビデオやその他の移動中のコンテンツを共有している場合は、コンテンツをよりスムーズに表示できるように、より高いフレーム レートに合わせて Teams が最適化される場合があります。
データの処理方法
音声データとビデオ データが通話から離れることはありません。これらは、AI と機械学習ソフトウェアを使用して Teams でローカルに処理されます。
データ プライバシー
会議のオーディオとビデオのデータは Teams から離れることは決してなく、どこにも保存されません。Microsoft でも保存されません。 Microsoft では、パブリックに利用可能なデータ、クラウドソースデータ、または従業員からのデータのみを使用して、AI 処理を開発します。