Excel の起動時に、毎日使用するブックを開くマクロを記録するとします。 Auto_Open マクロを作成すると、それを実現できます。 ブックを開くとマクロが自動的に実行されるようにしたい場合もあります。
作業を開始する前に、リボンに [開発] タブが表示されていることを確認します。 表示されていない場合は、次の操作を行います。
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[ファイル]、[オプション]、[リボンのユーザー設定] の順にクリックします。
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[リボンのユーザー設定] の [メイン タブ] ボックスで、[開発] をチェックします。
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[OK] をクリックします。
Excel の起動時にブックを自動的に開くには、次の操作を行います。
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[開発]、[マクロの記録] の順にクリックします。
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[マクロ名] ボックスに「Auto_Open」と入力します。
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[マクロの保存先] ボックスで、[個人用マクロ ブック] を選びます。
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そうすると、Excel を開くたびにマクロを利用できます。
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このマクロがどういう動作を行うのかを思い出すために、[説明] ボックスに説明を入力します。 このボックスは空欄にすることもできます。
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[OK] をクリックします。
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[ファイル]、[開く] をクリックし、毎日作業するファイルを選びます。 ファイルは複数の場所に存在しても構いません。 同じフォルダー内の複数のファイルを選ぶには、Shift キーを押したままにします。
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[開発]、[記録終了] の順にクリックします。
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Excel を閉じると、個人用マクロ ブックに行った変更を保存するように求めるメッセージが最終的に表示されます。 Excel を起動するたびにマクロが実行されるようにするには、[はい] をクリックします。
Excel を起動するたびに、マクロに含めたブックが自動的に開きます。