この記事では、BINOM の数式の構文と使用方法について説明します 。DIST。範囲 関数を Microsoft Excel で使用できます。
説明
二項分布を使用した試行結果の確率を返します。
書式
BINOM.DIST.RANGE(試行回数,成功率,成功数,[成功数 2])
BINOM.DIST.RANGE 関数の書式には、次の引数があります。
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試行回数 必ず指定します。 独立試行の回数を指定します。 0 以上を入力する必要があります。
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成功率 必ず指定します。 各試行で成功する確率を指定します。 0 以上、1 以下を入力する必要があります。
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成功数 必ず指定します。 試行における成功数を指定します。 0 以上、試行回数以下の数値を入力する必要があります。
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Number_s2 省略可能です。 指定した場合、成功した試行回数が Number_s と number_s2 の間に入る確率を返します。 Number_s 以上、試行回数以下の数値を入力する必要があります。
解説
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引数が制約外の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
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引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
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次の方程式が使用されます。
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上記の方程式では、N は試行回数、p は成功率、s は成功数、s2 は 成功数 2、および k は繰り返し変数を表します。
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整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
数式 |
説明 |
結果 |
=BINOM.DIST.RANGE(60,0.75,48) |
60 回の試行のうち 48 回成功する確率と 75% の成功確率をベースとする二項分布 (0.084 つまり 8.4%) を返します。 |
0.084 |
=BINOM.DIST.RANGE(60,0.75,45,50) |
60 回の試行のうち 45 ~ 50 回成功する確率と 75% の成功確率をベースとする二項分布 (0.524 つまり 52.4%) を返します。 |
0.524 |