AVERAGE または SUM が #VALUE! エラーを含むセルを参照すると、式で #VALUE! エラーが発生します。
エラー値を無視するように、ここでは残りの "通常" 値で平均を計算する際に参照範囲内のエラーを無視する数式を構築します。
このシナリオを回避するには、IF と ISERROR と共に AVERAGE を組み合わせて使用し、指定した範囲内でエラーがあるかどうかを判断します。 この特定のシナリオでは以下の配列数式が必要になります。
=AVERAGE(IF(ISERROR(B2:D2),"",B2:D2))
これは配列数式です。 そのため、数式で Enter キー を押す必要があります ( Microsoft 365を使用している場合のみ) または Ctrl + Shift + Enter キーを押 します。
注: 現在のバージョンの Microsoft 365 がある場合は、出力セルに数式を入力するだけで、 Enter キーを押して、数式を動的配列数式として確認できます。 それ以外の場合は、最初に出力セルを選択し、出力セルに数式を入力し、 Ctrl + Shift + Enter キー を押して確認することで、数式をレガシ配列数式として入力する必要があります。 Excel によって、数式の先頭と末尾に中かっこが挿入されます。 配列数式の詳細については、「配列数式のガイドラインと例」を参照してください。
注: 上記の関数は #VALUE! だけでなく、#N/A、#NULL、#DIV/0! などでも機能します。
同様に、以下の SUM を使用することもできます。
=SUM(IF(ISERROR(B2:D2),"",B2:D2))
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