IncludePicture フィールドは、フィールド コードで指定された画像を挿入します。
IncludePicture フィールドを挿入するには、[挿入] タブをクリックし、[図] をクリックします。次に、挿入するグラフィック ファイルをクリックし、[挿入] ボタンの横の矢印をクリックして [ファイルにリンク] をクリックします。
Microsoft Word の旧バージョンで使用されていた Import フィールドは、IncludePicture フィールドに置き換えられました。 Import フィールドを含む文書を開いた場合、Import フィールドは文書内にそのまま残り、正常に機能します。
セキュリティ メモ: フィールド コードは文書を読んでいるすべてのユーザーが表示できるため、フィールド コードを配置する情報は秘密にしておきたい情報ではないようにしてください。
書式
文書内の IncludePicture フィールド コードを表示すると、次のような構文が表示されます。
{ INCLUDEPICTURE "ファイル名" [スイッチ] }
注: フィールド コードは、何を表示するかをフィールドに指示します。 フィールドの実行結果は、フィールド コードの評価後に文書内に表示される内容です。 フィールド コードとフィールド コードの実行結果の表示を切り替えるには、Alt キーを押しながら F9 キーを押します。
説明
"ファイル名"
グラフィックス ファイルの名前と場所。 場所にスペースを含む長いファイル名が含まれている場合は、引用符で囲みます。 1 つの円記号を 2 つの円記号に置き換えて、 パスを指定します。例:
"C:\\Manual\\Art\\Art 22.gif"
スイッチ
\c コンバーター
使用するグラフィックス フィルターを識別します。 .flt ファイル名拡張子なしでグラフィックス フィルターのファイル名を使用します。たとえば、 Pictim32.flt フィルターに「pictim32」と入力します。
\d
グラフィック データを文書と共に保存しないことで、ファイル サイズを小さくします。
注:
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IncludePicture フィールドによって挿入されたグラフィックをダブルクリックすると、[図ツール書式] タブがリボンに表示されます。 Word の描画ツールを使用しないでグラフィックに変更を加えるには、そのグラフィックを作成する際に使用したアプリケーションでグラフィックを編集して、Word でフィールドを更新します。
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Word でグラフィック ファイルの書式が認識されない場合は、[図の挿入] ダイアログ ボックスの [ファイルの種類] ボックス ([挿入] タブの [図] をクリック) を確認します。 この一覧には、使用するシステムにインストールされているグラフィック フィルターが表示されます。