FileName フィールドは、[プロパティ] ダイアログ ボックスの [全般] タブの情報を使用して、文書のファイル名を挿入します。
Windows で文書の [プロパティ] を表示するには、[ファイル] タブで [情報] を選び、[プロパティ] を選択して [詳細プロパティ] を選択します。 Mac の場合は、[ファイル] メニューの [プロパティ] を選択します。
フィールド コードを使用すると、現在の日付やページ番号などのフィールド コードの値が Word 文書に自動的に値が挿入されます。 通常、結果の値は文書の一部として表示されます。 結果の表示とフィールド コードの表示を切り替えるには、Windows の場合は Alt キーを押しながら F9 キーを押し、Mac の場合は fn キーと Option キーを押しながら F9 キーを押します。
セキュリティ メモ: フィールド コードは文書を読んでいるすべてのユーザーが表示できるため、フィールド コードに配置する情報には、秘密にしたい情報が含まれていないことを確認してください。
構文
文書内の FileName フィールド コードを表示すると、次のような構文が表示されます。
{ FILE NAME [スイッチ] }
スイッチ
\p
ファイル名にファイルの場所 (パス) を含めます。
例
文書の各ページに "文書: C:\MSOFFICE\WINWORD\REPORTS\Sales for QTR4.doc" のような情報を出力するには、次の文字列とフィールドをヘッダーまたはフッターに挿入します。
文書: { FILENAME ¥p }