数式を作成することで、現在のクエリにカスタム列を追加できます。 Power Queryは、[クエリ編集] ダイアログ ボックスと同じ方法で数式構文を検証します。 Power Query数式言語の詳細については、「Power Query数式を作成する」を参照してください。
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クエリを開くには、Power Query エディターから以前に読み込まれたクエリを見つけ、データ内のセルを選択し、[クエリ ]> [編集] を選択します。 詳細については、「 Excel でクエリを作成、編集、読み込む」を参照してください。
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[ 列の追加] > [カスタム列] を選択します。 [ カスタム列] ダイアログ ボックスが表示されます。
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新しい列名を入力します。
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[使用可能な列] ボックスの一覧から列を選択し、[挿入] を選択して、列を [カスタム列の数式] ボックスに挿入します。= each [Total] + [SalesTax] を使用して [合計] と [消費税] を追加します。
メモ 演算子で区切る限り、複数の列を参照できます。 たとえば [総売上] 列を計算するには、数式 -
[OK] を選択します。
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カスタム列を追加したら、適切なデータ型があることを確認します。 列ヘッダーの左側に [ 任意 の ] アイコンが表示された場合は、データ型を目的のデータ型に変更します。 詳細については、「データ型の追加または変更」を参照してください。
ヒント 別の方法を試して、目的の結果を取得できます。 カスタム列を使用して、2 つ以上の列の値を 1 つのカスタム列にマージします。 詳細については、「列をマージする」を参照してください。
次の表は、カスタム数式の一般的な例をまとめたものです。
数式 |
説明 |
---|---|
"abc" |
すべての行でテキスト abc を含む列を作成します。 |
1+1 |
すべての行で 1 + 1 (2) の結果を含む列を作成します。 |
[UnitPrice] * [Quantity] |
2 つのテーブル列を乗算した結果を含む列を作成します。 |
[UnitPrice] * (1 – [Discount]) * [Quantity] |
[割引] 列を考慮して合計価格を計算します。 |
"Hello" & [Name] |
新しい列で、[名前] 列のコンテンツを結合します。 |
Date.DayOfWeekName([DOB]) |
DOB 日付/時刻列のデータ型から派生した曜日名 (月曜日など) を表示する新しい列を作成します。 |
DateTime.Time([DOB]) |
DOB 日付/時刻列データ型から派生した時刻のみを表示する新しい列を作成します。 |
Date.Month([DOB]) |
DOB 日付/時刻列のデータ型から派生した 4 月など、月を 1 から 12 までの数値として表示する新しい列を作成します。 |