エラー値 #NUM! を修正する方法
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このエラーは、数式または関数に無効な数値が含まれている場合に表示されます。

通常は、数式の引数セクションでサポートされていないデータ型または数値形式を使って数値を入力した場合に発生します。 たとえば、数式ではドル記号が絶対参照インジケーターとして使われ、カンマが引数セパレーターとして使われるため、$1,000 などの値は通貨形式で入力できません。 #NUM! エラーを防ぐには、1000 のように書式設定されていない数値として値を入力します。

次の場合にも #NUM! エラーが表示されることがあります。

  • IRRRATE などの反復計算を行う関数で解が見つからない。

    この問題を修正するには、数式の反復計算を行う回数を変更します。

    1. [ファイル]、[オプション] の順に選びます。

    2. [数式] タブで、[計算方法の設定] の [反復計算を行う] ボックスをオンにします。

      反復計算の設定のスクリーン ショット
    3. [最大反復回数] ボックスに、再計算する回数を入力します。 反復計算の回数が多いほど、ワークシートの計算に必要な時間は長くなります。

    4. [変化の最大値] ボックスに、計算結果間で受け入れる変化量を入力します。 数値が小さいほど、計算結果は正確になりますが、ワークシートの計算に必要な時間は長くなります。

  • 数式で、Excel で表示できる範囲外の大きな値または小さな値が生成される。

    これを修正するには、数式を変更して、結果が -1*10307から 1*10307 の間になるようにします。

    ヒント: Excel でエラー チェックが有効になっている場合は、エラーを示すセルの横にある [ボタンの画像 ] を選択できます。 使用可能な場合は [計算手順の表示 ] を選択し、データに適した解像度を選択します。

補足説明

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関連項目

Excel の数式の概要

壊れた数式のエラーを回避する方法

数式のエラーを検出する

Excel 関数 (アルファベット順)

Excel 関数 (機能別)

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