数式に予期したエラーがあり、これを修正する必要がない場合、セル内のエラー値およびエラー インジケーターを非表示にすることで、結果の表示を改善できます。
数式は、多くの理由でエラーを返す可能性があります。 たとえば、Excel を 0 で除算することはできません。数式 =1/0 を入力すると、Excel は #DIV/0 を返します。 エラー値には、#DIV/0!、#N/A、#NAME?、#NULL!、#NUM!、#REF!、および #VALUE! が含まれます。 セルの左上隅に三角形として表示されるエラー インジケーターを持つセルには、数式エラーが含まれます。
セルのエラー インジケーターが表示されないようにする
Excel が問題をチェックするために使用する規則に違反する数式がセルに含まれていると、セルの左上隅に三角形が表示されます。 これらのインジケーターが表示されないようにすることができます。
エラー インジケーターのフラグが付いたセル
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[Excel] メニューで [環境設定] をクリックします。
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[数式とLists] で、[エラー チェック] をクリックし、[バックグラウンド エラー チェックを有効にする] チェックボックスをオフにします。
ヒント: エラーが発生する原因になっているセルを特定したら、参照元および参照先トレース矢印を非表示にすることもできます。 [数式] タブの [ワークシート分析] で [トレース矢印の削除] をクリックします。
その他のオプション
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エラー値が含まれているセルを選択します。
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セル内の数式を次の数式で囲みます。old_formula はセル内で以前に使用されていた数式です。
=IF (ISERROR( old_formula),"", old_formula)
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次のいずれかの操作を実行します。
表示する内容
操作
値がエラーのときにハイフンを表示する
数式の引用符の内側にハイフン (-) を入力します。
値がエラーのときに NA を表示する
数式の引用符の内側に NA を入力します。
値がエラーのときに #N/A を表示する
数式の引用符を NA() で置き換えます。
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ピボットテーブルをクリックします。
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[ピボットテーブル] タブで [オプション] をクリックします。
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[表示] タブで、[エラー値に表示する値] チェック ボックスをオンにして、次のいずれかの操作を行います。
表示する内容
操作
エラー値の代わりの値
エラーの代わりに表示する値を入力します。
エラー値の代わりの空白セル
ボックス内のすべての文字を削除します。
ヒント: エラーが発生する原因になっているセルを特定したら、参照元および参照先トレース矢印を非表示にすることもできます。 [数式] タブの [ワークシート分析] で [トレース矢印の削除] をクリックします。
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ピボットテーブルをクリックします。
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[ピボットテーブル] タブで [オプション] をクリックします。
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[表示] タブで、[空白セルに表示する値] チェック ボックスをオンにして、次のいずれかの操作を行います。
表示する内容
操作
空白セルの値
空白セルの代わりに表示する値を入力します。
空のセルに空白のセル
ボックス内のすべての文字を削除します。
空のセルにゼロ
[空白セルに表示する値] チェック ボックスをオフにします。